地水火風空
そして、踊

地水火風空ちすいかふうくう そして、 おどり

踊ること=生きること

舞台芸術として長い歴史を持つ日本舞踊ですが、コロナ禍により未だ舞台上演は様々な制約や制限を余儀なくされており、日本舞踊家たちも舞台で踊る機会を数多く失ってきました。
先行きの見えない不安の中、公益社団法人日本舞踊協会では、映像作品を製作。
“日本舞踊Neo”と称し、劇場空間を飛び出し、日本舞踊の魅力を発信いたします。
日本舞踊家にとって、踊ることが生きることであり、作品をご覧いただく方に、踊りを通して希望を届けたいという願いに満ちた作品が完成。
作・演出は尾上流家元でスーパー歌舞伎やラスベガスの歌舞伎公演で振付など多方面で活躍する尾上菊之丞です。

生きていくための『踊』

作・演出は尾上菊之丞

「私たち日本舞踊家にとって、五大や五輪と言われる五つの要素、地・水・火・風・空の他にもう一つ、『踊』という要素が生きていくために必要である」

これこそが作品タイトル「地水火風空 そして、踊」に込めた思いです。

日本の踊りは古来より五穀豊穣や子孫繁栄、病気平癒といった人々の祈りと願いを、身体を通して表現し神仏に捧げたものです。踊りの原点ともいえる祈りと願いを、映像芸術として観客の皆さまに届けることに挑戦しました。

踏みしめる足は大地を鎮め、祈りの跳躍は炎を揺らす、突き上げる手は風を呼び込み、流れる水に清められた乙女は、天女となって空高く舞い上がる。そして、私たちはまた踊りだします。

19名の日本舞踊家

新鋭・実力派と松本白鸚が出演

キャスティングされたのは日本舞踊界で活躍する19名の日本舞踊家たち。主演の藤間爽子(ふじまさわこ)は、演劇・テレビなどで女優としても活動する若手日本舞踊家です。世界に希望をもたらす選ばれし天女役を舞い踊ります。また協会の名誉顧問、日本舞踊松本流の前家元でもあり、ミュージカル『ラ・マンチャの男』等でも活躍中の歌舞伎俳優、松本白鸚(まつもとはくおう)が圧倒的な存在感で作品のテーマである祈りの心を体現します。

気鋭の囃子方・横笛奏者

音楽・藤舎貴生

演奏、作曲、プロデュースと多岐に渡る活躍で知られる藤舎貴生が音楽を担当。作品のラストで使われるのは、自身の作曲による「幸魂奇魂」。楽曲が収められたアルバムは貴生がプロデュースと作曲を、作詞を松本隆が務め、第54回レコード大賞企画賞を受賞しました。その「幸魂奇魂」を、貴生が今回の作品のために新たにリミックスしました。

公益社団法人日本舞踊協会 映像作品配信公演
地水火風空ちすいかふうくう そして、 おどり

公演概要

配信日時2021年1月02日(土)12:00~
2021年1月15日(金)23:59
配信メディアPIA LIVE STREAM
チケット¥3,500(税込)
※チケット購入には、会員登録(無料)が必要です
※別途チケット発券手数料が掛かります
チケット販売2020年11月21日(土)12:00~
2021年01月14日(木)23:59
チケット購入チケットぴあ
出演者雨乞いの乙女・天女/藤間爽子
神官/市山松扇、花柳寿楽、若柳吉蔵
僧/猿若清三郎、西川大樹、花柳寿美藏、若柳里次朗
雨乞いの乙女たち/花柳喜衛文華、花柳笹公、花柳秀衛、坂東はつ花、藤間眞白、藤間蘭翔
田植え踊りの男たち/花柳輔蔵、花柳昌鳳生、藤間豊彦、藤間涼太朗

祭司/松本白鸚
作・演出尾上菊之丞
振付花柳昌太朗
花柳大日翠
音楽藤舎貴生
作詞 (幸魂奇魂)松本 隆
ヘアメイクEita
衣裳・小道具株式会社井筒企画
主催・企画公益社団法人日本舞踊協会
製作公益社団法人日本舞踊協会 映像作品配信実行委員会
尾上菊之丞、吾妻徳陽、五條珠太郎、花柳吉史加、藤間直三
協力松竹株式会社 開発企画部
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主催・企画

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